一人暮らしで自炊をしていると食材があまること多いですよね。
エリンギのようなきのこ類の保存方法は常温か冷蔵保存のどちらがいいか、ちょっと迷ったことがあったんですよね。
あと、エリンギが腐ってしまったアウトな時の見分け方。
コレって明らかなのは分かるけど境目がわかりずらくないですか?
今回はエリンギの保存方法についてお話をしてみようかと思います。
通常の保存方法はもちろん長期保存の仕方、デッドラインの見極め方などご紹介しますね。
分かっているようで、意外と間違えてたりするかも知れません。
目次
エリンギの保存方法は常温、冷蔵のどちらが正しい?
エリンギは常温保存ではなく冷蔵庫で保存しましょう!
一番いいのは、冷蔵室に入れて保存するという方法です。
野菜室の保存が良いと書かれているのを見かけますが、一般の冷蔵庫の野菜室の温度はきのこ類には不向きです。
きのこ類の保存時の適温は2~5℃です。
野菜室だと温度が7~10℃の場合が多いため冷蔵室のほうが適しているのです。
冷蔵庫の場合は冷蔵室と覚えておきましょう。
常温がなぜ良くないかと言いますと、単純に傷みやすいからです。
やむを得ず常温に保存する場合は、早めに食べてしまうように心がけたほうが良いです。
きのこ類は洗わないように!
エリンギを含めたきのこ類を調理、保存するときに覚えておいてもらいたいのが、絶対に水で洗わないでねーってことです。
と偉そうに言ってますが、私は過去きのこ類をがっつり洗っておりました。。
洗うと何がダメなの?ということですが、エリンギって水に触れてしまうと、せっかくの香りや風味が落ちてしまうんですよね。
栄養も流れていってしまいます。
きのこ類って重量の90%近くが水分なんですって!
うまみも流れやすく、非常にもったいないことになってしまうのです。
どうしても汚れが気になる場合は、乾いたキッチンペーパーで軽く拭くようにしてくださいね。
保存以前にきのこ類に対しての大切な知識ですね。
エリンギの保存方法を紹介!
エリンギを保存する際はいしづきを落とさないようにしておくのが良いです。
いしづきって下についてる根っこのようなものです。
◆カットしたエリンギの保存方法
あらかじめ1本のうちの半分だけ使うなど、計画的に残す場合は残す方のエリンギのいしづきは切り落とさないようにしておきましょう。
切ってあるエリンギを保存する場合はキッチンペーパーに包んで、タッパーやフリーザーバッグへ入れて野菜室に入れましょう。
もし洗ってしまったときは、キッチンペーパーなどで水気をしっかりふき取ってから保存してくださいね。
この場合、保存期間を3〜4日目安にして早めに食べましょう。
すでに細かくカットしてしまったということもありますね。
そんな時はいしづきは切り落としていると思いますが、それはそれで時短ワザというのもありますから良しとして活用していきましょう。
しっかり密閉できるタッパーやフリーザーバッグへ入れ、野菜室に入れて保存してくださいね。
また、3~4日以上保存したい時には、冷凍保存をすると良いでしょう。
私の場合は細かくカットしてしまったら、野菜室ではなく冷凍保存をするようにしています。
◆未使用のエリンギの保存方法
使用しなかったエリンギの保存の際はキッチンペーパーで包み、フリーザーバッグに入れて野菜室で保存するだけです。
下処理的に石づきは切り落とさないようにしておきましょう。
そのまんま保存ということです。
このやり方であれば最長で1週間ほどは保存できます。
エリンギの冷凍保存方法は?
さきほど、細かく切ったエリンギは冷凍保存しているとお話しました。
毎日、お弁当を作る方にはカットしていたほうが時短になって便利ですよね!
時短を最優先でカットしたいのであれば冷凍保存しちゃいましょう。
エリンギを冷凍保存する場合は、石づきを取って食べやすい大きさに切っておきます。
フリーザーバックの中にエリンギを入れて冷凍しますが、このときエリンギが重ならないように平らに入れるのがポイントです。しっかり空気を抜いて、冷凍庫へ入れましょう。
このとき、金属製のバットやトレイの上に乗せると、急速冷凍が出来ます。
急速冷凍をすることによって風味や味を損なうことなく、美味しく冷凍が出来るのです。
ちなみに、エリンギ含めきのこ類は冷凍することによって、酵素の働きが活性化しうまみが増すと言われています。
冷凍したエリンギを調理する場合は、凍ったままそのまま加熱して問題ありません。
すごく便利なおかずになりますね!
エリンギは腐るとどうなるの?
保存のことを考えるということは当然、傷まないようにと思っているわけですよね。
でも、エリンギのようなきのこ類ってその境目が少し分かりづらくありませんか?
極端な場合は除きますけど。。
エリンギが腐ると、以下のようなサインがありますのでチェックしておいて下さい。
- 酸っぱいにおいがする
- ぬめりや湿り気がある
- 白いカビのようなものが沢山付着している
- 変な汁が出てきた
白いカビのようなものは、実はエリンギの菌糸です。
少し付着している程度ならば問題ありませんが、大量に付着している場合はカビと見分けがつきづらい為、食べないで潔く捨ててしまいましょう。
上記が一個でも当てはまったらもったいないですが、ポイしましょう。
食中毒になるよりマシですからねー。
まとめ
エリンギは常温保存ではなく、野菜室で保存するのが正解です。
もっと長期保存したい時には、冷凍保存するようにしてください。
エリンギはさまざまな料理に使えますし、値段も安いので常備しているご家庭も多いと思います。
今回ご紹介した保存方法で、美味しくエリンギを頂きましょうね。
参考になりましたら幸いです。